遺伝だからといって諦めないで!子供の身長は対策次第で伸びます

子供の身長を伸ばす方法

「ウチはみんな身長が高くないから、この子も伸びないんだうな・・・」なんて思っていませんか?

子供の身長の伸びは遺伝だけでは決まりません。

最近では身長の伸びは遺伝ではなく、環境の要素の方が大きいという説が主流になりつつあります。

つまり、対策次第で子供の最終身長を高くすることはできます。

この記事で、子供の身長を伸ばすために重要な「成長ホルモン」の分泌を高める方法について紹介してきます。

何度も読み返してもらえる内容になっていると思います(自画自賛)ので、ぜひブックマークをお願いします。

子供の身長の伸びは3つのホルモンが関係している

子供の身長の伸びは「成長ホルモン」「性ホルモン」「甲状腺ホルモン」の3つのホルモンの働きが重要です。

3つの中でも「成長ホルモン」が一番大切です。

身長を伸ばすために、一番に重要なことは、どれだけ成長ホルモンの分泌をさせることができるかにかかっています。

「成長ホルモン」が分泌されるタイミングは3つしかない

成長ホルモンは、その名の通り身体の成長に最も重要な働きをするホルモンです。

成長ホルモンの分泌は4歳前後からはじまります。

成長ホルモンは成長途中の軟骨に働きかけ、骨の成長を促すホルモンです。

身長が伸びが止まったあとは、筋肉を成長させたり、血管や神経の新陳代謝に使われます。

成長ホルモンは、子供にとっても大人にとっても、身体のために重要なホルモンです。

この成長ホルモンが分泌されるタイミングですが、

  1. 夜寝ているとき
  2. 食事のあと
  3. 運動のあと

3つのタイミングでしか分泌されません。

3つのタイミングのなかで、成長ホルモンの分泌がいちばん多いのは睡眠時です。

夜、熟睡している間にまとめて成長ホルモンは放出されます。

夜間に熟睡出来ていなければ、分泌される成長ホルモンの量はガクンと減少してしまいます。

食事など他のことに気をつけていても、睡眠が不十分であったり、睡眠の質が悪ければ、身長の伸びは鈍くなる可能性があるのです。

小さな頃から良い睡眠習慣を作ることは、健やかな体作りにも身長を伸ばすためにも大事なことです。

「性ホルモン」は身長のラストスパートをかけるホルモン

「性ホルモン」は思春期の急激な身長の伸びを後押しするホルモンです。

しかし、性ホルモンは同時に骨の成長を止めるホルモンでもあります。

性ホルモンの働きかけによって第二次性徴(思春期)が始まります。男子は声変わり、女子は月経がはじまるのが、代表的な二次性徴のサインです。

性ホルモンは成長ホルモンの分泌を増加させる、骨に直接働きかけ骨の伸びを促進させる働きがあります。

思春期の前半の2年間は、性ホルモンが多量に出ることに加えて、性ホルモン作用で成長ホルモンの量も一気に増えます。

2つのホルモンの相乗効果で思春期の前半には急激に身長が伸びるのです。

性ホルモンは「男性ホルモン」「女性ホルモン」の2種類があり、思春期後半に突入すると、男女問わず女性ホルモンの分泌が増えていきます。

女性ホルモンには骨を成熟させる働きがあり、女性ホルモンの分泌が増えはじめると、段々と骨端線の活動は消極的になり、最終的に閉じてしまいます。

つまり、女性ホルモンの分泌が増えはじめると身長は止まってしまうということです。

女子のほうが男子よりも早く身長の伸びが止まってしまうのは、女性のホルモンの分泌が増えはじめる年齢が早いからです。

思春期に急激に身長が伸びたあと、身長の伸びがほとんどと止まってしまうのは、この性ホルモンがあわせ持っている真逆の性質のためです。

成長のラストスパートをかけ、子供の身体を大人の身体へと成熟させるのが性ホルモンの役割です。

幼児期の身長の伸びは「甲状腺ホルモン」の分泌の影響が大きい

甲状腺ホルモンは特に幼児期に身長の伸びに大きな影響があります。

甲状腺ホルモンには、骨の細胞の新陳代謝を促進を助ける働きをするほか、成長ホルモンの分泌を促す働きもあります。

たとえば何らかの原因で喉の下部にある甲状腺にトラブルが起こり甲状腺ホルモンの分泌が低下すると、成長ホルモンの分泌量も低下することになります。

この甲状腺ホルモンの働きは何よって左右されるかというと「栄養」です。幼児期まで甲状腺ホルモンの働きの影響が一番大きいので、どれだけの量を食べたかどうかで身長の伸びがほぼ決まります。

4歳までによく食べた子供は、最終身長が高くなる可能性が高くなります。

子供の身長はどの時期にどのくらい伸びるのか

子供の成長の目安として「4歳(48ヶ月)で100cm」というのが一つの目安です。

4歳以降、子供の身長は毎年平均して6cmの伸び率で伸びていきます。

思春期の身長の伸び方は、男子なら25~30cm、女子なら20~25cmで、誰でも同じ程度伸びます。

そして、思春期が終わると身長はほとんど伸びなくなります。

男子の場合で、毎年6cm身長が伸び、思春期も平均の11歳で訪れたと仮定すると

  • 4歳から11歳までの身長伸び:年間6cm×7年=42cm
  • 思春期(11歳から16歳まで)の身長の伸び:25~30cm(一定で決まっている)
  • 4歳から11歳まで身長の伸びの合計:67cm~72cm

つまり、4歳時点で100cmあれば、平均身長の170cmに届くことが分かります。

そして、少食、寝不足、ストレスなど子供の成長に悪い条件が重なるとマイナス1cmは伸び率は下がります。

マイナス要因を排除するだけで、平均身長まで伸びる確率はうんと高くなります。

思春期までにどれだけ身長を伸ばせるかが大事

「性ホルモン」が出始めると「思春期」に途中し、身長の伸びはラストスパートに入ります。

思春期は「性ホルモン」と「成長ホルモン」の相乗効果で爆発的に身長が伸びる時期です。

しかし、前述したとおり思春期は誰でも同じくらい身長が伸びます。

つまり、子供の最終身長を伸ばすためには、「思春期より前にどれくらい身長を伸ばしておくのか」が重要なのです。

食事、睡眠、運動を改善し、毎年の身長の伸びを平均6cmから少しでも上げる努力が必要です。

少食、ストレス、睡眠不足は毎年の身長の伸びを下げるだけではなく、思春期を早める原因になります。

仮に思春期が1年早く来てしまうと6cm、身長を伸ばすチャンスを失うことになります。

思春期が早くに訪れないためには、過度なストレスにさらさないことと睡眠時間を十分にとることが大切になってきます。

欧米人が日本人に比べて平均身長が高いのは、思春期の訪れが日本人よりも遅いからです。

小学校高学年くらいまでは、日本人の子供も欧米人の子供も身長はほとんど変わりません。

10歳前後まで平均身長が低かった子供の身長が急に伸び始めたら、思春期が来てしまったと考えましょう。

思春期の身長の伸び率はほぼ決まっていますが、対策次第で伸び率を数センチ上げることは可能です。

「4歳の時点で体が大きく、思春期が訪れるのも遅い」というのが一番身長が伸びる成長パターンですが、高身長の人が全てそうだったわけではありません。

対策をはじめるの早いに越したことはありませんが、いつはじめても努力すれば身長を伸ばせる可能性はあります。

諦めずに今からやれることを頑張っていきましょう。

身長がまで伸びるかは「骨端線」があるかどうかで分かる

手足の長い骨の関節部分には、「骨端線」と呼ばれる軟骨の層があります。

成長期の子供は「骨端線」で日々、骨を伸ばすための新しい軟骨細胞は作られます。

この骨端線ですが、思春期の後半になると通常の骨のように硬くなってしまい、最終的になくなってしまいます。

骨端線が閉じる=新しい軟骨細胞を作ることできなくなる=骨がそれ以上伸びなくなるということです。

身長がまだ伸びるかどうかは、「骨端線」がまだ残っているかどうかで決まります。

「骨端線」はレントゲンを取れば一発で分かりますので、気になるのであれば小児科で撮影してもらうことをおすすめします。

遺伝は子供の身長にどれだけ関係しているのか

今までは子供の身長の伸びについて、「遺伝の影響が80~90%」とする説が一般的でした。

これに対して、最近では「遺伝の影響は23%」という説を提唱している学者もいます。

「遺伝の影響は23%」は極端な主張ではありますが、身長の伸びは遺伝以外の要素、つまり、「生活環境」の影響が大きい、という説が一般的になりつつあります。

当ブログでも、身長は遺伝以外の要素の影響が極めて大きいという立場をとっています。

身長の伸びやすさについて遺伝の影響があることは確かですが、大事なことは生活環境をきちんと整えることです。

親の身長から将来の子供の身長を計算する方法

子供が将来、何センチになるかどうかの出し方には、日本スポーツ協会(旧・日本体育協会)が作成した下記のような計算式があります。

子供の身長予測式

男子の場合:(父の身長 + 母の身長 + 13.0)÷ 2 + 2

女子の場合:(父の身長 + 母の身長 – 13.0 )÷ 2 + 2

自分で電卓を叩くのが面倒な方は下記のサイトが便利です。

子供の身長予測
両親の身長からお子様の最終的な身長を予測します。

昔から使われている計算式で、過去の計測結果から両親と子供の身長の相関関係を一般化した公式です。

公式の最後の+2cmは、親世代の平均身長が今よりも低かったので、補正のために2cmプラスするという数字です。

そのため、最近では時代背景の変化を踏まえて、最後の+2cmを足さない場合もあります。

ちなみに私の身長が167cm、父の身長が169cm、母の身長が155cmですので、上記の計算式に当てはめてみると、169.5cmという計算結果になります。+2cm補正をしなければほぼ正解です。

過去の膨大な測定結果から導き出された予想式ですので、この計算方法はそれなりに妥当性はあると考えていいでしょう。

ただ計算結果が良くなっかったからといっても、あまり落ち込まないでください。

ダイエットをすれば痩せられるように、個人差はありますが、身長も努力で次第で伸ばすことが出来ます。

予測身長からプラスできる身長の期待値は10~20cm

「予測身長よりどのくらい身長を伸ばせる余地があるか」ですが、努力次第で期待値として10~20cmは身長を伸ばせる可能性があります。

あるプロ・バレーボールリーグのチームの選手にとったアンケート結果では、予測式より10~20cmという単位で大きく上回っている選手が全体の9割でした。

生活習慣によっては、もちろん予測身長よりもマイナスになることはもちろんありえます。

実際に、両親ともに高身長の人の中にも、最終予測身長を下回っている人はいるのです。

思春期がいつ訪れるかは遺伝の影響が大きい

思春期が早く訪れるか、遅く訪れるかは遺伝の影響を受けています。

両親のどちらか一方でも、思春期の訪れが早かった場合、子供にも思春期が早く訪れる可能性が高いです。

思春期が始まる時期は個人差が大きく、「何歳から何歳までが思春期である」とはなかなか言い切れませんが、男子なら11歳前後、女子なら9歳前後に思春期が訪れるのが平均的です。

思春期のサインは、男女ともに体毛が濃くなり始めたら思春期が始まったと考えます。

「自分は平均より早かったかも」という記憶のある方は、注意してお子さんの様子を見て下さい。

子供の身長は母親の遺伝が強い?

「母親の身長が高いと子供の身長も高くなる」という通説を聞いたことはありませんでしょうか。

この通説は間違いです。しかし、ある意味では正しいとも言えます。

もちろん、子供に父親と母親のどちらの遺伝傾向が強く出るかは、それぞれ50%の確率で同様です。

実際に生まれてくるまで、どちらの遺伝的な影響が強いのかはわかりません。

しかし、母親の持っている「生活観」は子供の成長に大きく影響します。

背を伸ばすという観点では、生活環境の中でも食事に関しての価値観の影響が一番大きいです。

夫婦での家事分担や、父親の子育てへの積極的な参加が当たり前になりつつありますが、子育ての中心は母親という家庭がまだまだ日本には多いと思います。

お母さんが少食の場合、子供の食べる量も少なくなる傾向が見られます。

よく食べて育ったお母さんは、自分の食べられる量が食事の量が基準になるので、子供に対して出す食事量も自然と多くなります。

少食のお母さんはその逆です。

ご自身が少食の場合、「子供がこんなに食べられるのだろうか?」と思考にストッパーがかかってしまいがちです。

「子供はよく食べるほうだと思っていたけど、他の子と比べてみたら全然少食だった」ということは、少食のお母さんにはよくあるパターンです。

食べる量は背を伸ばす上で栄養バランスよりも重要です。

幼児期から小学校(低学年)までは、単純にどれだけの量を食べたかで、どれだけ身長が伸びるのかが決まると言っても過言ではありません。

子育てには「これが正しい」という明確な指針があるわけではないので、自分の生活感覚や、自分の育った環境、つまり自分の両親がどうしても基準になります。

お母さんご自身に少食の自覚がある場合、子供に出す食事量は少なくないか、子供はもっと食べられるのではないか、子供の様子をよく見てあげてください。

まずは子供のお茶碗の大きさが適切かどうか、見直してみましょう。

子供の身長と睡眠:睡眠時間は何よりも重要!

子供の身長を伸ばす成長ホルモンは睡眠時に一番分泌されます。

睡眠中に一番成長ホルモンが分泌されます。ですので、子供の身長を伸ばす上で睡眠は一番大切だといっても過言ではありません。

身長は寝ているときに伸びる、と言ってしまっていいでしょう。

寝ている間の成長ホルモンを十分に分泌させるためには、連続して3時間以上の睡眠をとる必要があります。

睡眠時間が短い子供は、思春期が早く訪れる傾向があります。

思春期が早く訪れるということは、その分身長が伸びる時期が短くなってしまうということです。

睡眠を大事にしなければ、他にどんな対策をしても子供の身長は伸びないと考えて下さい。

子供の成長のために必要な睡眠時間は最低でも6時間

では、身長を伸ばすためには、どれくらいの睡眠時間が必要なのでしょうか?

最低ラインは6時間です。

睡眠時間が6時間以下になると、成長ホルモンの分泌が急激に減少することがわかっています。

理想的な睡眠時間(年代別)
  • 幼稚園児:10時間以上
  • 小学校低学年:10時間前後
  • 小学校高学年:8~9時間
  • 高校生:7~8時間(大人と同程度)

また、昼寝ができるのでれば、積極的に昼寝をさせて下さい。

日中に少しでも昼寝をして脳の疲労を回復しておけば、夜間の睡眠時にその分の余力を成長ホルモンの分泌に回すことができます。

夜更かしについては、睡眠時間を確保するという意味であまり良いものではありません。

24時までに寝なければ成長ホルモンの分泌が悪くなるという説が一般的でしたが、最近の研究では寝る時間帯と成長ホルモンの分泌は関係ないという見解が主流になりつつあります。

起きる時間と子供の年齢的に必要な睡眠時間を考えて、ベッドや布団に入る時間を決めて下さい。

良い睡眠のための環境の作り方

朝は決まった時間に起床することが大事です。

起きる時間が決まると、自然と眠くなる時間も決まります。

規則正しい生活をすることで成長ホルモンの分泌量も安定します。

質の良い睡眠のために、夜は必ずお風呂(湯船)に入りましょう。

お風呂は身体の深部を温めます。深部の体温が上がってから下がるときに人は心地よい眠気を感じます。

シャワーでは身体の深部まで温めることが出来ませんので、良い眠りのためにはお風呂に入る必要があります。

寝る2時間前にはTVの視聴や、スマホの利用を避け、できるだけ強い光を浴びないように気をつけましょう。

夜中に強い光を浴びると体内時計の調子がずれるため、徐々に眠くなる時間が遅くなります。

TVやスマホを完全に禁止にすることは難しいとは思いますが、ルールは決めて限度は必ず作りましょう。

一度ずれてしまった睡眠サイクルを元に戻すには、とにかく毎日同じ時間に起きることを徹底することが大事です。

子供がどんなに眠がっても、いつもと同じ時間に起こしましょう。

朝ごはんを食べさせ、2時間ほど何か活動をさせ、その後に15時前まで昼寝をさせて睡眠不足を解消します。

昼寝は必ず15時までに切り上げさせて下さい。15時以降まで昼寝を続けると夜に眠くならない可能性があります。

また、寝る前に子供を叱ることはできるだけ避けて下さい。

ムカムカした気分では単純に寝付きが悪くなるという理由もありますが、寝る前にストレスを与えると、ストレスを脳が処理するための時間や負荷がかかり、睡眠が浅くなる可能性が高くなります。

どうしても言わなければならないことを除いて、就寝前のお説教はできるだけ控えて下さい。

子供の身長と食事:カルシウムよりタンパク質が大事

成長ホルモンは食事のあとにも分泌されます。

規則正しい食事は成長ホルモンの安定分泌にもつながります。朝、昼、夕の三食は欠かさず食べるようにしましょう。

子供の身長を伸ばすためには「タンパク質」「カルシウム」「マグネシウム」の3つが特に重要です。

子供の身長を伸ばすために大事な栄養素
  • タンパク質
  • カルシウム
  • マグネシウム

3つの中でもタンパク質に関しては、不足しないように常に注意を払いましょう。

子供の身長を伸ばす栄養素はタンパク質

タンパク質は身体すべてのものの材料となる、身長を伸ばすために一番大事な栄養素です。

意外かもしれませんが、骨もタンパク質を材料にできています。

身体の材料となるタンパク質は、さらに20種類のアミノ酸で構成されています。

20種類のアミノ酸のうち9種類は体内で合成することができません。

この必須アミノ酸と呼ばれる9種類の必須アミノ酸は食べ物から摂取するしかありません。

必須アミノ酸はお肉(牛肉、豚肉、鶏肉)や大豆製品(豆腐、納豆、油揚げ)など、日常的にタンパク質源としているものから十分とることができます。

難しく考えずにいろんなタンパク質源を食べるようにすれば、必須アミノ酸は漏れなくとることができます。

カルシウムに骨を伸ばす働きはないが、骨を強くする大切な栄養素

カルシウムをとれば骨が伸びる=背が伸びるというわけではありません。

カルシウムは骨を伸ばす栄養素ではなく、強くするために使われる栄養素です。

骨を作るにはまず原材料になるタンパク質が必要で、タンパク質にカルシウムが取り込まれることで硬くなり、骨として完成します。

骨の土台となるタンパク質が十分にとれていなければ、カルシウムをいくらとってもダメなのです。

つまり、いくら牛乳を飲んでもそれだけでは身長は伸びないということです。

しかし、牛乳は必須アミノ酸が9種類すべて含まれており、カルシウムもコップ一杯の牛乳に1日必要なカルシウムの3分1が含まれている天然の総合栄養食です。

飲むとお腹を壊してしまう体質(乳糖不耐性)でない限り、毎日飲んだほうがいいでしょう。

子供の身長を伸ばすために大切なミネラルは「マグネシウム」と「亜鉛」

ミネラルのなかで「マグネシウム」と「亜鉛」が子供の身長を伸ばすうえで大事な栄養素です。

骨を健康的に丈夫に保つためにはカルシウムが必要ですが、そのカルシウムが正常に働くためにはマグネシウムが必要になってきます。

体内のマグネシウムはカルシウムと同じ様にほとんど骨の中に存在します。

身体は常にカルシウムとマグネシウムの血液中の濃度のバランスをとろうとします。

そのため、カルシウムだけを大量に摂取すると、身体は骨をとかしてマグネシウムを血液に送り込んでしまうのです。

カルシウムとマグネシウムは骨の健康的な成長のために、一緒に取らなければいけない栄養素です。

亜鉛は200種類以上の酵素を形作るために必要な栄養素です。酵素は新陳代謝のために欠かせない成分です。

亜鉛が不足すると、身長を伸ばすために一番大切な成長ホルモンもうまく分泌されません。

ただ、毎日同じメニューしか食べないなど、極端な偏食でない限り亜鉛不足になることはまずありません。

子供の身長と運動:運動は成長ホルモンの分泌を安定させる

成長ホルモンが最も分泌されるのは睡眠中ですが、運動後にも多量の成長ホルモンが分泌されます。

適度な運動の習慣を持つことは、成長ホルモンの安定した分泌を促すことになります。

適度な運動とは「階段の昇り降り」程度の運動のことをいいます。

実際のところ「骨に体重がかかる運動」であれば運動の種類は何でも構いません。

外で鬼ごっこをしたり、縄跳びを飛ぶだけで運動としても十分です。

骨は縦方向に圧力が加わるとカルシウムをより多く取り込もうとします。

骨を丈夫に健康に保つためにも運動は必要なのです。

「成長ホルモンの安定した分泌」という観点でどれくらいの運動量が必要かというと、週2~3回、1日2時間程度の運動量があればいいでしょう。

小学生であれば、体育の授業があるのでそれで大丈夫です。

運動ををすることでストレスホルモンであるコルチゾールも減少します。

コルチゾールが体内で蓄積すると体調不良の原因にもなります。

運動を習慣化すればストレスによる体調不良を未然に防ぐことができるということです。

運動には単純に体を思いっきり動かして疲れると、食欲が増進されるという効果も期待できます。

夜もちょうどよい疲労感から睡眠も深くなります。

夜になかなか眠くならないという子供は、昼間の運動量が足りていないということが多いです。

生活改善のために今すぐできることが、体を元気に動かすことです。

外で遊ぶ(運動する)ことはホルモン分泌のために大切

日光を浴びるとセロトニンというホルモンが多く分泌されます。

セロトニンは”幸福ホルモン”とも呼ばれ、セロトニンが安定的に分泌されるとやる気が自然と出てきます。

日中にセロトニンが十分に分泌されると、夜に”睡眠ホルモン”であるメラトニンも十分に分泌され、深い眠りにつくことができます。

ほかにも日光を浴びるとカルシウムの吸収を高める栄養素ビタミンDが体内で合成されます。

外で遊ぶだけで、日光を浴びることによる効果と運動による成長ホルモンの分泌の効果が得られます。

同じ運動をさせるのであれば、積極的に外で遊ばせるのがよいでしょう。

子供の身長を伸ばすスポーツはないし、身長が伸びなくなるスポーツもない

「ジャンプすると身長が伸びる」「ぶら下がると身長が」伸びるとというお話を聞いたことはないでしょうか?

これら通説は基本的に勘違いです。

どんな運動も、スポーツも特別に身長を伸ばすようなことはありません。

バスケットボールやバレーボールに高身長の選手が多いのは、それらのスポーツが身長が高い人が有利だからです。結果的に身長が高い選手が集まってきて来ているだけなのです。

ぶら下がると軟骨部分が伸びるので、たしかに一時的に身長は伸びますが、すぐに重力の影響で軟骨は元の長さに戻り、身長も元通りになってしまます。

ぶら下がり運動もストレッチになりますが、ストレッチ以上の効果は見込めません。

特定の運動やスポーツをすると身長が伸びるということもないですが、逆にこの運動やスポーツをすると身長が伸びなくなるということもありません。

柔道やレスリングをすると身長が伸びなくなるいう通説もありますが、これも勘違いであると言っていいでしょう。

どちらの競技も押さえ込む動作がありますが、一時的に体を締め付けたらからといって身長が伸びなくなるということはありません。

運動=ランニングというイメージがある方も多いかもしれませんが、子供に長距離を走らせる場合は注意が必要です。

実は筋肉を動かすときには、カルシウムを消費します。長距離を走るということは、走る距離の分だけカルシウムを多く消費することを意味します。

骨や関節が未熟な子供が長距離をランニングすることはあまりおすすめできません。

もし長距離を走るのなら、その日はカルシウムを多めに摂取させるようにして下さい。

適度な筋トレは成長ホルモンの分泌を促す

筋トレしても子供の身長は伸びます。

むしろ適度な筋トレは成長ホルモンの分泌を促します。

いくら筋肉を鍛えても筋肉が骨の成長を押さえ込むようなことはありません。

成長期の子供は骨の成長に優先的に成長ホルモンを回しますので、腕立て伏せやスクワットといった自分の体重をつかった筋トレであれば、バランスよく骨と筋肉が成長していきます。

ただ、ウェイトトレーニングを行うときには、自分の体重以上のウェイトを扱う場合は注意が必要です。

高重量で過度にトレーニングをしてしまうと骨より筋肉のほうに成長ホルモンが回ってしまいます。

また必要に以上に重いウェイトは骨と関節に負担をかけます。

部活の補強運動で行う程度のウェイト重量であれば、ウェイトトレーニングをしても問題はありません。

成長期の子供は少し筋トレをした程度では簡単に筋肉はつきませんので、安心してトレーニングをさせて下さい。

ストレッチは背骨の歪みを正し、筋肉を柔らかく保つ子供の成長に有効な運動

ストレッチは骨の位置を正しい場所に戻し、血流と骨の滑液の流れ良くするほか、成長痛を予防する効果もあります。

筋肉が柔らかく、血流が良ければ、効率よく疲労物質などや不必要な水分を取り除くことができます。

軟骨に運ばれる血液は少ないため、滑液と呼ばれる液体が主に軟骨に栄養を運んでいます。

滑液は関節部分を動かさないと循環しません。

ストレッチには軟骨の滑液を循環させる効果も期待できるのです。

人は立っているときも、座っているときも、正しい姿勢でいなければ、背骨バランスが崩れてしまいます。

日常的に伸びをするだけで背骨の歪みを正すことは可能です。

朝起きた直後、寝る前など、日常生活の中に伸びのストレッチを取り入れて下さい。

また、ストレッチで筋肉の柔軟性保つことで成長痛の痛みは、緩和することが可能です。

成長痛の痛みは骨の成長に筋肉の成長が追いついていないことから起こります。筋肉が常に引っ張られてしまうことで、固くこわばってしまうのです。

日常的にストレッチを行い筋肉を柔らかく保つことが、成長痛を予防することに繋がります。

ストレッチは続けることで確実に効果が実感できます。子供の毎日の習慣にぜひストレッチを組み込んでください。

子供の身長を伸ばすために親ができること

結局、子供の身長を伸ばすために親側で積極的にしてあげられることは、毎日の食生活に気を配り、栄養バランスの取れた食事を提供してあげることだけです。

そしてそれでも足りない分は、サプリメントで栄養を補助してあげることが大事です。

「 子供にサプリメントを飲ませるの?」と抵抗があるかもしれません。

しかし、食事だけで成長に必要な栄養をバランスよく摂取させることはなかなか難しいと思います。

少なくとも私は自信がありません。

健康維持のためにサプリメントを飲む大人は多いですが、栄養補助という意味では、体を作る子供の時期にこそ本来サプリメントが必要なはずです。

子供の成長をサポートするために一度サプリメントをとらせることも考えてみて下さい。

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